ヘリスキーガイドをやっている友人のロイ宅に遊びに行きました!
やはりヘリも強風のため今日はキャンセルになっているそうです。
そんな日には、もしもの場合のトレーニングが大切!ということで、アクシデントがあった場合のレスキュートレーニングを一緒に行ないました!
クレパスに落ちたことを想定して・・・・
①スノーボードにロープをくくり、雪の中に埋めて固定します。そして、それを頼りにクレパス内に進入するシチュエーションです。
手際によいロープワークでセッティングをするロイ!

カラビナを使い、ロープのストッパーを作ります。
このカラビナ2つで、ロープを手繰り引き上げても緩みません。
そして、簡単に長さの調整もでき、効率よく引き上げるにはかかせません。
なだれに埋まった時に使う空気の袋
なだれに埋まり、雪に顔を覆われた時、自分の息で顔の周りの雪が溶け凍りに変わってしまうことがあります。氷に変わってしまうと顔全体が凍傷になり、大変なことに・・・。
この空気の袋は、自分の背後に自分の息を逃がす役目があります。
氷河の中の氷の壁に足場を作るツール
小さな道具ですが、ロープをかけたり、足場をつくったり、氷の斜面ではかなり重要なツールです。
今回、写真はありませんが、私がクレパスに落ちた怪我人役で、腰周り、肩周りにロープで作ったハーネスに支えられ救出されました。
山はとても綺麗で魅力的だが、一度様子が変わるととても危険なシチュエーションに変わる。
その時のために、冷静な判断、万全な装備が必ず必要だ!とロイ君は語ってくれました!
最後にもっとも大切なのは「パートナーだ」とも言っていました!
ありがとうロイ君!とても勉強になりました!
お久しぶりです。
返信削除ブログちょくちょくのぞかせてもらってます。
写真もきれいでとても見やすいっす。
ロイ、ヘリガイドやってるんすね~。
数年前、ロイと杉本さんに
前大日まで連れてってもらってから
自分のスノーボード人生が大きく変わりました。
少しの時間ではありましたが、ロイの山に対する畏敬の念
や発する言葉がとても記憶に残っています。
僕も勉強しに行きたい。。。
コメントありがとう!
返信削除ロイが所属するヘリ会社で数日前に大きな雪崩事故ありました。ガイドの指示するラインを外れ、滑ったことが原因のようです。
2名埋まり、1人目はすぐに掘り出し、2人目は25分後に掘り出した状態でした。
しかし、当たり所が悪かったのか1人目が亡くなり、なんと25分かかった2人目が生還。
シリアスな局面と背中合わせな仕事ですよね。
お互い日々精進でがんばりましょう。